中国との付き合い方を改めて考えるべきではないか

 中国人民大学の性社会学研究所が選んだ今年の「中国性領域10大ニュース」第3位に珠海(広東省)の日本人旅行客集団買春報道と西安陝西省)の日本人留学生「わいせつ寸劇」報道が合同で入った。ソースは>>これ


 売買春の問題は、単にモラルなどの言葉では語れない側面がある。
金に物を言わせてアジアの僻地まで行って女を買う様な品性の下劣さは確かに責められて然るべきだし、売る側の背景も、貧困故であったりすることが海外では多い。
だが、買う側ばかり責めて、売る側の問題の把握と解決をしようとしてないのでは全く意味が無いとも思う。


 そして、俺が一番強く疑問に思うのは、強度の被害妄想的な所だ。
ソースを挙げる迄もなく、福岡の一家惨殺などをはじめとする、中国人や韓国人らによる犯罪が昨今激増している。特にここ、横浜では多い。神奈川県警の指名手配情報を見て貰うと手っ取り早いが、指名手配されてる人間の殆どが中国人という体たらくだ。
また、犯罪ではなくとも、マナーの悪さなどと言った公的観念の希薄さは高い。
電車の中で大声で電話するのは大抵は、日本人のおっさんか中国人だし、日が暮れた街中を歩いて「マサージ、イカガデスカ」と、マッサージにかこつけた違法売春を誘うのは矢張り、中国人だ。


 そうした現状を棚に上げて、と言うよりは恐らく本国では報道すらせずに、さも自分たちは被害者だ、と言わんばかりの口ぶりで非難されるのは腹立たしい。
ここまであざといと、俺はどうも、これらのニュースは意図的に煽られた、一種の思想操作なんじゃないかな、と思って仕舞う。事実、件の演劇に関しては噂が大きくなり、結果として様々な濡れ衣も着せられたと言う証言がある。
元々中国には反日感情が育つ土壌があって、それは過去の大戦の結果ではあるのだけれど、それを中国側に都合の悪い事が起こった時に、隠れ蓑として使っているんじゃないだろうか、と。


 どんな物事にも言える事だが、ライバル、或いは敵が居た方が効率が高まる。
例を挙げれば、冷戦時では仮想敵国の存在で軍事産業が東西両陣営を問わず高められて来たし、ミクロな視点で言えばテストなどの成績を貼り出してやる気を引き出す事もそう。
だから、中国が日本をライバル視して、団結して経済などで力を付けようとする事は理解出来る。
なのだが、こうあざといと何だか、ねえ。


 そんな中国に対して日本は毎年1000億円近い金をODAとして援助し続けている。
ODAとは開発途上国の経済開発や福祉の向上に寄与することを目的とした援助のことだが、その理念として人道的考慮、相互依存性の認識、環境の保全、自助努力の支援がある。
自前で有人ロケット飛ばして、GDP国内総生産)が毎年10%近い、安定した伸びをしている国家に対して、今尚ODAを行っている訳だ。
おかしいだろ、これ。


 汝の隣人を愛せ、とキリストは宣うたが、そろそろ、隣人たる中国との付き合い方を改めて考えるべき時ではないだろうか。
勿論、木を見て森を見ずの言葉にも有る通り、一部の者の行動を以て判断するのは愚かしい。
だが、こうして反日感情を煽られていたり、治安が悪くなったりしていても尚、大人しくしているのもそれはそれで臆病者のようだ。
日本国家、そして日本国民として、毅然とした対応を取る時は取るべきなんじゃないだろうか。


追記 ちょっとこのニュースみてカチンと来ちゃって、つい感情的になってこの文章を書いたが、良く見れば「性的10大ニュース」って、何だ。
下らん記事を毎日の記者がこれ見よがしに発見して報道していたとなれば、そして、その意図として反中感情を煽るためのものであったとするならば、見事に引っかかってしまったかも知れない。
ま、この報道があろうが無かろうが、俺個人として、中国人は嫌いなのだけど。