ネオマジックパルサーとの邂逅

 はい、久々にスロ話ですよ。


 最近北斗と吉宗増えすぎ。
お陰で、俺の知ってる店から次々とネオマジックパルサー(以下ネジパル)が消えてしまう。
いや、確かに北斗も吉宗も面白いと言ったら面白いだが、多ければ良いってものでもない。
この何処行っても北斗&吉宗って構図は、それだけあの機種が儲かる事、そして客が負ける事を示唆しているのだが。


 ふと思い立ち、暫く顔を見せて無かったスロ屋を覗いた。
期待はしていなかったが、ネジパルが今も置いてあって、久々の邂逅にとても嬉しくなった。
普通なら打たないようなゲーム数ではあったけれど、つい擦ってみた。
幸いにもちょっと投資した所でBIG、飲まれかけた所で再度BIG。一定数まで回し、ヤメのちょい負け。


 負けたけど嬉しかったし、楽しかった。
出ている時はどんな糞台でも嬉しいものだが、負けても尚、面白かったと言える台は果たして今、どれほどあるのだろう。
往々にして、懐古趣味が入るとそれだけで数割増しに物が良く思えるものではあるが、逆に、時間を置いても尚良いと思えるものは、やはりそれだけの意味があるだろう。
音楽にしても、映画にしても、どんなものであっても、新しいものよりも旧いものに良さを感じられると言うのは、名作である事の証だと思う。
そして、その論理からすれば、俺にとってネジパルはパチスロの中で名機となるのだろう。


 今、ホールに残っている台で、果たしてどれほどの台が名機としてユーザーに認知されているのだろう。
ふと、俺にはそれが気になった。