「おさるの超悟空」初打ち記

 ハロにちわ。Wacremaです。
今日はエレコから発売されたパチスロ「おさるの超悟空」レビューと言うか、打って帰るまでの事です。
いっつもイラクとか法律問題とか考えてると頭良さそうとか真面目って思われるのも癪だし。


 のほほんとネジパル(ネオマジックパルサー)打ってたら、「只今より新台、おさるの超悟空と吉宗の抽選を行います」とのアナウンスが。
まあ、取れればラッキー、それに取れても一日目は様子見されて思ったより設定高くない事もあるし、とあまりやる気を出さないで抽選に臨む。
この店は、抽選を受ける際に店から送られてきたメールを見せるのだが、最近それが送られてきて無くて。
その事を店員に言ってどうしたもんか、と問うたら、「あ、お客様はご存じですので」と答えられる。ツラ覚えられてるって事なのね。
まあ、悪目立ちする方だと自分でも思ってるし、以前に人が刺された時にも指示とか出してたから、覚えられているのも是非も無しとは言え、微妙な気分になる。絶対俺、変なあだ名付けられてるぜ。長マフラーとか。


 俺の前には既に、アナウンスを聞くや否やダッシュして来た威勢の良い若人達が20人ほど並ぶも、皆して軒並み1/3の(くじ)を外していて。気が付けば俺が当たり一番乗り。
籤を引いて更に抽選を受けた所、俺は件の「超悟空」に。
良かった、吉宗じゃなくて。その時は、そう思ったのだ。


 一番見栄えがする位置、店が出している事をアピール出来る席を選び、着席して千円投入。
右リール何処狙うべきか、等を確かめる暇もなく、いきなり演出が始まる。
超悟空、と言う名が表す通り、西遊記の世界をモチーフにされていて、悟空と金閣銀閣牛魔王と戦って勝ったら確定みたいな演出とか、芭蕉(ばしょうせん)で火炎山の火を扇ぎ、枠内の「7」に火が灯ったら確定とか。あとは紅瓢箪(あかびょうたん)に吸い込まれた子役、残った子役と実際のものが矛盾してたら確定とか。まあそんなの。


 始まった演出は牛魔王との戦いで、あっさりと悟空が敗れたので、まあそんなもんだよねと思って居たのだが、演出が終わってリールを回転させ、ぺしぺしと止めたら勝手に7揃う。
あのなあ。ボーナス確定してたんだったら勝てよ。
ビッグを消化し、また暫くリール制御とかを観察しながら打ってたら、今度は金閣との対決演出。
あっさりと負けた後に復活し、芸人の「おさる」の顔に変化する。これアツイんじゃねえの? と思う傍から負けて演出終了。
で、次のゲームで、子役の告知があったにも関わらず、それが揃わないのでボーナスを確信。
だから、入ってるんなら勝てと言ったろ。


 二度目のボーナスを消化したところで、ゴダイゴの「モンキーマジック」が流れている事に気が付く。
♪モンキーで モンキーで モンキーで。 モンキーマジックモンキーマジック ってアレだ。
要は、この曲が流れて居る間に引いた大当たりは獲得枚数が多くなるって事らしい。
打ち始めてから1時間半ばかりは大当たりがすぐ来る展開で、これ設定6? とニヤニヤしつつ、周りの羨望と嫉妬の入り交じった目を感じつつもノリノリにはなったが、ある時期から境に何も当たらなくなる。
2時間半ノーボーナスですよ。2000回転とかハマってるんですよ。
スタートダッシュからのボーナス連打で築き上げた4箱も、何時しか2箱になってしまい、10万勝ちは遠くなりけり。
あまりハマリが長く、そしてつまらないので、「超悟空」ってのと「釈超空*1」って似てるよなー、とかしょうもない事ばかり考える始末。


 しっかし、もの凄い荒波の台。
これ本当に純Aタイプ*2
本当はモード式ストック*3じゃないの? とすら思う。
また、演出に関しても大して面白味も無く、また、右リールが無意味に滑ったりするのも鬱陶しい事この上無い。
芸人おさるとのタイアップも、理由が良く分からない。最初っからマチャアキとタイアップすれば良いじゃん。ドリフとかさ。
つうか正直、可愛らしい悟空からモーフィングでおさるの顔になるのはプチ悪夢ですよ。


 ま、千円だし。勝ってる内に止めるが華よ、と思いやめ。
感想から言えば、あまり打たなくても良いんじゃない? 
これから昨日の台を見に行って、どういった挙動をその後示したかは確認して来るけれども、積極的に打ちたいとは思えない。
ネジパルは色々と分かるにつれ、勝ちやすくかつ面白くなったが、これがそうなるとは思えん。
もし、これから打ってみようと思ってる方があれば参考に。正直、同じ金額入れるんだったら吉宗の方が良いよ。余程高設定だと分かってるなら兎も角、リスクとリターンの兼ね合いから言っても。


追記 フセイン捕まったね。
最初、フセインだとは思わなかった。否、思えなかったと言うのが正解か。
伸びたあごひげと、(やつ)れた容貌から、あのフセインと似ても似つかなかったのだ。
DNA鑑定が出れば、それを信用せざるを得ないのだが、何しろ英米は何でも捏造するからな。
しかし、独裁者の末路とは、得てして滑稽ですらあるものだな。
俺はオウムの松本被告の姿と被ったのだが、彼の時も、それから今回もまた、妙にショボくさく、悲惨で、そのギャップが喜劇的。
そう言った意味からすれば、チャウシェスクのように殺された方がまだ、独裁者らしい最後だと言えよう。
それが良い事かどうかは、また別の話だが。

*1:国文学者であり民俗学者折口信夫歌人

*2:純粋に、設定された確率でボーナスを抽選するタイプ。当選したら速やかに揃えられる

*3:ストックされたボーナスを、数種あるモードでの放出確率に従って放出するタイプ。連チャンやはまりを意図的に作り出す