徒然書き・犯罪者の人権−「外国人犯罪者篇」

 東京都で、溢れる犯罪者、特に外国人犯罪者を収容する施設が足りない為に、たった数年使用(数年後、取り壊されて道路が出来る予定)という犯罪者収容施設が作られた。
詳しい話はこちらを参照して頂きたい。
そして、もう一つ、この事と絡むニュースがある。
出所したものの仕事もなく、苛々したので通り魔をして刑務所に戻ろうとした男の話だ。
この話はこれを参照して頂きたい。


 増える犯罪者、特に外国人犯罪者をどう、収容するかと言うのは、やはり大都市ならではと言う悩みでもあり、そしてその為に数億という金がたかが数年の為だけに使われると言うのも勿体ない話なのだが、無視してはならん問題でもある。
そして、二つ目のニュースも併せて紹介したのは、そこに「犯罪者の人権と社会復帰」というキーワードがあるからである。


 俺はほんとにずっと以前から、犯罪加害者の人権ばかりが優先されているのではないか、そして被害者の人権は加害者に比べ軽んじられていないか、と言う主張をしてきた。
その主張が、これから書く事にもまた、当てはまると思うのだ。


 ある中国人犯罪者は、日本で犯罪を犯す事について、「中国でやれば死刑になるが、日本では捕まっても快適に住む所を用意される。」と語っている。
これについては以前テレビ朝日でやってた「ザ・スクープ」と言う番組で、外国人犯罪を扱った時の編集後記のようなものがあるので、ここを参照して頂きたい。
また、来日後の生活苦を理由に犯罪に走る輩も多いと聞くが、それなら最初っから来るなよ、と言いたい。
生活コスト格差くらい勉強してくれよ。
あまり中国人犯罪者、とばかり書くと反中国というミスリードになりがちだし、安易な民族差別が目的では無いから、以降あまり使わないようにするが、最多は彼らであるという事実そのものを無視する事は出来ない。


 中国人に限らず、外国人犯罪者達は、貨幣価値の格差、国が違うから捕まりにくい、捕まっても痛い目に遭うと言う訳ではない、と言う事から日本を目指し、そして己が心と体を汚しながらもホクホク顔で戻って行くのだ。


 そう、外国人犯罪者に対しての処遇が甘いからこそ、人権を重視しすぎるからこそこういった事が行われる。
「日本国内で罪を犯した場合、日本と出身国との法律を比べ重い方の刑罰を処す」位の事じゃないと駄目だと思う。
日本人が中国で麻薬持ってたら死刑になるでしょう。それと同じよ。
刑罰の重さに犯罪抑止力は関係ない、と言う説もあるけれども、でも全く無いとも俺は断じきれない。
少なくとも、「犯罪がバレたら死ぬ」って言うリスクは伴うだろう。その点で、ロウリスク・ハイリターンからハイリスク・ロウリターンに転じさせる事が出来るのではないか。


 死刑については賛否両論ある。
だったら、安価な労働力として犯罪者を使えば良いのではないか?
この思想は恐らく、一世紀は昔の思想になってしまうと思うけれども、国が発注する公共事業に彼ら犯罪者を労働力として従事させる事を条件に、賃金は出身国の平均賃金と日本国内での最低賃金を比較し、安い方を当てはめる。
当然、逃げられないように足枷とか付けちゃって。小説「バトルロワイヤル」みたいに、外したらその時点で指向性爆薬が破裂して、みたいな。
日本人労働者を使うよりも賃金は安く上がる訳だから、その分を改めて雇用促進に使わせたり、または日本人労働者の賃金拡大に用いる。


 恐らく、この事を「人権無視」だと思う方も多いだろう。アムネスティとかからクレーム来てもおかしくない。
だが、犯罪者に対して基本的人権のみ与えれば良いのではないか。
いや、憲法には「公共の福祉に反しない限り」とある*1のだから、その文面に則って与えなくてもいいとすら思う。
それこそ、25条の「健康で文化的な最低限の生活を営む権利」程度で。


 強制送還なんて、結局日本が金出して帰してあげる事にしかならないでしょう。どうせまた来る訳だし。
だったらいっそのこと体にICチップでも埋めこんで、偽装して税関通ろうとした時に警告音がなるようにしておくとか、日本に来たら耐え難い頭痛がするようにしとくとか、でないと駄目じゃない?
要するに、「もう行きたくない」と思わせる事が重要かと。
更に、そう言う現実が待っていると言う事を分からせてやらねばならん。


 その一方で、留学や仕事で来日し、本当にヤル気があるのであれば、そこには相応のフォローをして然り。
学校は寮やアルバイトの紹介をし、なるべく経済的に大きな負担にならないよう配慮する必要があるし、言語の問題があるのなら、日本語検定試験を行い、その結果によってはビザを降りなくさせてしまう位の事は必要だろう。あまり甘やかすような事を勧めはしないが、それでも必要なものは行うべきだ。


 そもそも観光ならいざ知らず、勉強や仕事をしに来る上で読み書きも話す事も出来ずに来る事が俺には間違っているように思える。
相応の準備はされて然るべきでしょう。
受け入れる体勢を整えると同時に、犯罪目的でやって来る奴、捕まえた奴には相応の手痛い裁きを下すバランスが必要なのだと思う。


と、書いたが長くなったのでひと区切りする。
続きはまた後日書くよ。
改めて記して置くが、この文章は殊更に外国人差別を助長する目的で書いたものではない。勘違いするな。
個人的には中国人とか嫌いだが、だからと言って総ての中国人が犯罪者などと馬鹿げた思想を持っては居ないし、また、個人的な嫌悪の感情を論理をすり替えて正当化、啓蒙に使う卑怯な真似もしない。

*1:第13条 すべて国民は,個人として尊重される。生命,自由及び幸福追求に対する国民の権利については,公共の福祉に反しない限り,立法その他の国政の上で,最大の尊重を必要とする。