今年の目標

 ♪ひとつ 昼から酒浸り〜
二つ 風呂には入れない〜(怪我で)
みぃ〜っつ…ミンダナオ諸島?


 怪我と新年気分と相まってそんな感じの生態を晒してます。明けました。おめでとう。
昨年は「激動の年となる」と俺自身について予測したが、振り返れば動きの多い年であったと思う。
「仕事」に精を出し、体の幾つかには今もその後遺症とも言うべき不具合−左手首に残る鈍痛や指と爪の間に負った傷の疼き、など−が残り、また年末には事故に遭い今もなお不自由を強いられている。
一方で、様々な人から多くの事を教わり、学んだ。それだけでは無く、俺自身が他社のスカウトに能う人物であると言う自信、決して俺は無能ではないと言う発見も得た。
こんなに一年が短く感じられた事は希かも知れない。が、しかし当初予測してた様なものであったかと言えば違い、仕事で忙しくなる、と言う言葉は同じだけれども意味合いが異なる。


 昨年は守銭奴になる、と明言したけれども、それはなかなか難しかった。
金のにおいには敏感になったつもりではあったけれど、長年染みついた鈍感さを拭う事は難しい。
また、言い訳がましいが、俺の中にはどうしても、「無理して稼いだり仕事に精を出した所で、死んでしまっては何にもならない」という、一種の諦めに近いものが居座っている。努力などしても報われないさ、と言う逃げ。
実際、それは一面では経験に基づく事実なのだけれども、別の一面では全く違う。
言い換えれば、報われない努力もあるが、努力をしなければ全く何にもならん。ゼロなのか、それともゼロかも知れないのかは大きな違いであるだろう。
そして、報われる努力もある事を知った。


 いつになるとスタートラインに立てるかは分からない。
だが、今年こそはまずスタートラインに立ち、そしてゆっくりであろうと皆に追いつきたい。
それは決して精神面だけではなく、経済的な面なども含めた点に於いて。
その上で、友人達との約束を果たしたい。


 「派遣」で働いて−派遣と言っても玉石混淆で、俺のやっている事は「石」以外何者でもないだろうが−、十分に俺は柔軟体操を終えたと認識している。
世に様々な仕事があることを知った。様々な境遇にある人がいる事を知った。俺自身のポテンシャルが思っていたよりもどうやら高そうだと言う事も知った。
ならば、そろそろ本番の舞台に立つ。それが今年の俺の夢であり、為さねばならない事だ。


 その為には、俺は「チャンスを逃さない」事を目標として挙げる。
しばらくはまた、怪我の養生と共に派遣での小さな仕事をこなして行かなければならないが、その上で、時折訪れるチャンスを見極め、己のモノとしたい。
時に捨て身とならざるを得んとしても。
唯、そのためには時に支えてくれる者が居て欲しいと思うのだが、それは贅沢か。
なお、昨年から引き続き「だまらっしゃい!」と言えるキャラ、「困ったらこの小袋を開けよ」と言えるキャラになることは継続します。


 尚、昨年予測していた社会的考察だが、ほぼ予測通りだったと思う。
小さな子供を狙うような犯罪が起き、また姉歯騒動、JR福知山線の事故のような組織的な事件事故が多かった。
下流社会」という本が売れ、現在の階層化を如実に表している。
一層、この階層化は拍車はかかるだろうが、その波は来年に関しては少し緩やかになっていくのではないかと思っている。
その理由は一つには、今の景気の一時的な好況、そして2007年問題があるからだ。
が、一方で今の「株長者」達への羨望と「彼らに続け」的な風潮がある事は懸念材料の一つだ。
市場に金が出回る事は良い事だが、下手をすればバブル期の二の舞を繰り返す事も考えられる。まあ、破綻するとしてもまだ先ではあるだろうが。