明けてました

新年明けてました。おめでとうございます。
先年に引き続き、縁のある方も、無い方も、宜しくお願い致します。


 毎年、元日は友人宅でだらだらと過ごすのが最早決まりとなっているのだが、今回は晦日まで仕事だったので、それを終わらせてから合流することに。
朝早くからの仕事だったので眠いのを我慢しながらも、皆に遅れて合流。
ちょうど、皆は夕食を終えてモノポリー大会を始める所だったので、挨拶もそこそこに大会に参加。
久々のプレイでルールをすっかり忘れつつも、進めていく毎にルールを思い出し、そして実に大人らしい、小汚い取引などをしてビリを免れる。
相手が子供といえど容赦せずにいやらしい取引を持ちかける辺りに俺の狡猾さが滲み出る。


 その友人の子供達は非常に夜びかりで、1時くらいになっても目はぎんぎんと冴えているのだけど、流石に2時3時となれば眠くなったらしく、途中退場。俺たちもゲーム自体に疲れて煙草を吸いつつ、だらだらと話すうちに、毎年恒例の奥さんの愚痴聞き大会に突入。
まあ、俺達はそれこそ子供の時から旦那と付き合っている訳だから、彼の性格も知っているけれども、奥さんは僅か数年でしか無い訳だし、また友人である俺たちと、奥さんとの付き合いも違う訳だから、彼に対する不平不満が高く成る。
それを、時に頷きつつ、時に彼を弁護しつつ聞くのが最早定例に。


 やがて夜は明け眩しい朝日が昇ると、「そろそろ帰ろうか」となる。
気配を察し子供達が起きてきて、「一緒に寝てくれないの?」と言われると後ろ髪を引かれる思いはするが、ここの所慢性寝不足でもあったから爆睡するのが目に見えている。
「ごめんな、俺も家帰ってまだ色々する事あるんよ」と子供をなだめ、東横線に乗って家路に向かう。
徹夜明けの目に朝日は痛く、夜通しでニューイヤーを過ごした人たちを余所に気怠いものが全身を襲う。
車中、別の友人の仕事の話を聞きつつ、自分はまだ、全然至らんのだなあとしみじみと感慨に耽る。


 地元に戻り友人と別れ、朝の清々しくも凍えるような大気を一息、思い切り吸い込んでふと、去年もこんな感じだったなあと思い出し、新年の始まりを実感する。
ま、こんな感じの元旦でしたよ。
明日から暫く、堂々と爆睡したり引きこもったり出来るのは妙に嬉しい。