「くまうた」と電気グルーヴ臭

 弟が漸く退院してきた。
まだリハビリに通う必要はあるが、車いすは疾うに卒業しているし、松葉杖での歩行も現時点で困難ではないようだ。


 で、漸く俺もプレステ2なるものでゲーム出来たんですよ。
弟の入院中に幾つかゲーム買ってやったけど、ちょろっとしか触ってなかったしね。
そんな中の一つ、「くまうた」を、嫌がらせとして持っていったものの、かなり気にはなっていたので、早速プレイしてみた。


 えーと。
「キてる」としか言えない。
まず設定が「宇宙から来た熊があなたを師匠と仰いで演歌を修行。」
で、紹介されるストーリーに表示される絵が、こう、3秒で描けそうな、ぬるーいの。
詳細は>>こちらのサイトをご覧じろ。


 で、ですね。
要は熊に言葉を教えたら、それを中途半端に学習して歌を歌い上げる。
人工音声技術と歌を組み合わせて。
やってる事は凄いが、どうしてソニーが本気でこれを作ろうとしたのかが解らない。


 もちろん、教える言葉に「セックス」「ちんこ」とか、そう言う単語も大丈夫なんだが、中学生のようにそう言う言葉を入れてもひねりも何もなく、つまらない。
どっちかてえと「ガッツ石松」「番長気取り」「全裸にネクタイ&葉っぱ一枚と言う姿」とかの方が断然面白い。


 さて、ここで幾人かの方々は気が付いただろう。
そうなんですよ。電気グルーヴと同じ匂い。
「BBE」がテクノなのに対し、それを演歌で出来るつう寸法ですわ。
あ、「電気グルーヴのオールナイトニッポン」聴いてたリスナーも応用出来るね。


 もうね。
ウチの熊(芸名・熊沢ポルナレフ)、変な言葉覚えさせるのに必死。
「ポンチョ」とか。
「ドリル」とか。
ヌルハチ」とか。
国電改めE電」とか。
「オルド」とか。


 しかも、あのバカ熊、態度すぐ悪くなるんですわ。
思いっきりバイト感覚だし。
すぐタメ口きくし。
ポルナレフがヒットチャートを騒がせる日はまだ、遠い。


追記 PCでも歌を聴く事だけは可能です。
こちらの公式サイトからビューワーをダウンロードした後、インストールし、こちらのアップローダーに投稿してある曲名をクリックし、保存するか開くかすると、アナタのPCでも熊が歌います。しょうもない歌の数々を。
尚、個人的にはこのアップローダーの中の「いたづら」というのがツボでした。


併記  変な言葉を個人的に募集。
発音が面白い単語、字面が面白い単語などを投稿してくれると、俺がちょっと助かる。