日本、サッカーアジアカップ制す

 Yes!Yes!Yes!
サッカーアジアカップで、見事日本代表が優勝の錦を飾った。
まずはおめでとう。そしてありがとう。


 事前、外務省から注意勧告まで出されると言う緊迫した中で試合は始まり、案の定、国歌斉唱になるとブーイングで曲すら聞こえないと言う最悪のコンディションであった。
おまけに審判はどう見ても中国びいきで、それはファールだろうってものも見過ごすし、その一方でなんか変なジャッジをするし。
尤も、その変なジャッジのお陰で2点目の中田浩二のハンドは無効化されたのだが。
ま、仮にそのハンドの事でガタガタ言われても、文句無い3点目がある訳だしね。
本当、あの中でよくぞ勝利をもぎ取ったと思う。


 そしてなんと言っても、キーパー川口の活躍。勿論中澤や中村俊輔、宮本もとても良い働きをしていたが。
川口が爆発する時は確変*1と呼ばれているけれども、今大会は将に確変中。
俺はパチンコに馴染みが無いので、言い換えればパチスロ北斗の拳で、[北斗の拳]て書いてある黒いのが揃っちゃって、何か虹色のオーラ出てるし、毎回ケンシロウ攻撃してるし、気が付いたらラオウ倒してるし、って感じ。
いや多分、実際のラオウ倒せるね、今の川口なら。


 試合終了間近、玉田が決定的となる3点目を入れると、まだ試合は終わって居ないのに会場から帰る観客がぞろぞろと出始めた。
彼ら達のその姿は、愛国心や、自分たちのチームが好きで応援していると言うよりは、サッカーに拘らずに何かコンプレックスの裏返しとして罵倒しているに過ぎない事を証明しているようでもあったし、なんだか、単に罵倒を浴びせる為にだけ来たのかと言う哀れさと、礼儀とか仁とかそう言った、我々日本人が中国から学んだ偉大な徳や信念を、教師であった中国の方がすっかりと忘れてしまっているような侘びしさを感じた。
試合が終了してからも、バスを取り囲んで物を投げていると言う話だし(ソースは>>こちら)。普通は負けた自国の選手に詰め寄るもんだがなあ。
その、中国が「フェアプレイ賞」っての貰ってるんだから、大変皮肉に満ちた、良い冗談だね。


 でも、ほんと見てて面白かった。
日本は勝ったし、弱い犬程良く吠える事も分かったし、オチまで付いた訳だし。
尤も、これでオリンピックやるなんて、本当に大丈夫?という素朴な疑問も胸中にあるのだが。

*1:確率変動の略:パチンコで特定絵柄で大当たりした後、大当たり確率が変動し次回当たりやすくなる。