再開/台風来たれり

 お久しぶり、Wacremaです。
先日負けてから、ちょっとブルーになって更新サボって居る内に、何時しか10日程経った。
その間何かしていたかと言えば、そう言う訳でもなく、別段報告するような変化も無い。ほぼ毎日、空けても3日で書くと言う、いわば一つの自分の中のルールを己に課して居たものを、あっさりと破ってしまうと途端に書こうとする意思が失せて、何かこう、急激に萎えていた現実がある。
戒めが解かれる事によって引き起こされる無秩序、或いは逸脱。小難しく言うとそう言う事だ。


 俺は時折そう言う事があって、どんな事に対しても「何かもうどうでも良いよ」と言う諦観−そう、自分自身の存在に対してさえもどうでも良いと言う諦観−と、シニカルな感情、そして総ての物に対する無関心が占める。
単に、これは俺の進退侭ならぬ現状と先日の大敗が撃鉄となって引き起こした憂鬱が原因で、そしてその憂鬱からの逃避にしか過ぎぬ事も自覚している。
また、この「どうでも良いよ」と言う諦観が過去何度も、自分自身の人生を捻曲(ねじま)げ、また人に哀しい思いをさせたり不快な思いをさせたりしたと言う事実も俺は再認識しなければならない。


 しかしその一方で、多くは無いけれども幾人かの人達がこうして更新が止まっていた今までにも足繁く通って来て呉れていた事実も俺は看過してはならない事だ。
 

 世界は自己の勝手だけで完結するようなものではなく、俺と、俺の敬愛する友人達、またお互い顔も見た事が無い様な人達とも何かが繋がっていると言うこの関係性の意味を、そしてその及ぼすものを認識すべきだ。


 そう思いてまた、斯くして拙き言葉を綴る。ま、言い訳みたいなもんだがな。