今年の展望と抱負

 明けました。おめでとうございます。3が日はほぼ毎日お菓子作りに勤しんでいたwacremaです。
俺もなんでこんなシャカリキにホットケーキだのスイートポテトだの焼いてるのか分からないが。
因みにホットケーキが良く膨らんでくれません。なんとかしてください。あ、スイートポテトは成功なので結構です。


 さて、今年の展望を見る限り、まず俺個人は激動の年となるだろう。
今までのような安穏とした、且つぐうたらした生活をしていく事は大凡困難になるし、またしてはならない。
それこそ過労死するか否か、と言う所まで己を追い込まなくてはならない。


 また、社会的にも、前年以上に悲愴な年となるのではないだろうか。
2004年12月31日にも記した事であるが、国内に於ける格差は益々広がりを見せ、今まで中流と思って居た人達からも続々と落伍者が生じ、淡い希望など泡沫のように消え去るのではないか。
無論、それは相応の生活レベルの引き下げなどが行われれば話は別になるのだが、人というものはそう易々とは引き下げられないものである。その事が一層、絶望を呼び起こす事に繋がるのではないかと危惧している。
また、何をどうしても希望の無い社会に対し早々に見切りを付け、自殺する者も増加していく事だろう。


 その根本的な解決は社会構造、システムの改善しかありえない。
現在の日本では落ち零れたものを救済するシステムは殆どない。
フリーターとなった者はその「社会人経験」の無さを理由に正社員となれず、いつまでもその身分に甘んじる事となっているし、派遣社員は本来貰うべき給与の3割から5割を搾取され続ける。そして正社員と言われる人達でさえも、リストラという単なる企業都合の解雇によってその身分を剥奪されれば、「業種未経験」と言う事で面接にすらありつけず、フリーターに甘んじる事となり得る。
試用期間を設けている会社もあるが、大抵はそれは誰にでもと広く開かれたものではないし、酷い場合には短期のバイト補充代わりとして使われているような代物でしかない。
どこでも良いから、と会社に入れば、大抵ブラックな所で、違法な事に荷担してるような有様、となるだろう。


 先述した通り、その解決には構造、システムの改善しか無い。
それは、例えば雇用の際の制限の大幅な緩和と、それに反した場合の懲罰の徹底であったり、派遣会社の報酬割合を明文化し一定の割合以上の搾取を禁じたり、企業内に於ける違法・不法行為に対する厳罰化などと言った鞭と、職安などから人を雇用した場合、2年間、僅かずつその企業に対し助成金を支払うなどと言った飴(済まない、飴の例えが一つしか今思い浮かばなかった)を用意すべきなのだが、行政が行おうとしているのはまったく逆に、少しでも税金を毟ろうとする事だけ。
賃金は軒並み安くなる最中に於いて支出ばかりが増えていけば、国民が不満を抱く事くらい目に見えているだろうに。


 昨年は、天災が目立ったが今年は恐らく人災が増えるだろう。
昨年も振り込め詐欺や、未成年者を狙った事件が多発したが、今年は更に企業による犯罪、及び直情的な弱者を狙う犯罪が多発するのではないか、と予想している。
また、犯行を起こすものも、所謂普通の人によるものが多くなるだろう。
治安は低下し、猜疑心が人の心を満たすようになる。そんな感じになるような気がして仕方ない。


 まあ、それはさておき。俺の今年の抱負は。
・金に汚くなる。と、言うと問題あるかな。金に執着しようかと。元々、俺はあまり金に対して執着心がなく、どうせ死ねば無用の長物、などと思いはしていたのだが、金が無ければ何も為せない事もまた真理。ならば、執着しましょう、と。目標は「賭博破戒録カイジ」に出てくる利根川の様に、何の臆面もなく「金は命より重い」と言える事。
・それに見合う行動力を身に着けること。
・「黙らっしゃい!」と堂々と言えるキャラとポジションを手に入れること。
・「困った時はこの小袋を開けよ」と言える知略とポジションを手に入れること。


 後者二つは願望だが、前者二つは何としても実行させたい。
恐らく、その為に何かを失う事になるのだろうが、それで何か得られれば良い。一番ダメなのは、失うだけの事。


 と言う事で。今年も適当に宜しくお願い致します。